カレンダーによく書かれている、漢字二文字の意味はご存知ですか?
これらは「六曜」とよび、
読み方は「ろくよう」もしくは「りくよう」
と読み名前の通り六つの種類があります。
冠婚葬祭などの日取りを決める目安となっているものですね。
ついこの前カレンダーを眺めてたら目に留まったので調べてみたよ!
大安、仏滅あたりは大体分かるけど、意外とみんな他の日のことは知らないですよね!
当記事ではそれぞれの意味や葬儀や法事での関係性などの調べたことをまとめておきます!
六曜のそれぞれの意味って?
六曜は、
- 大安(たいあん)
- 友引(ともびき)
- 先勝(せんしょう)
- 先負(せんぶ)
- 赤口(しゃっこう)
- 仏滅(ぶつめつ)
の六つからなります。
それぞれどんな意味があるんでしょうか!
一つ一つ見ていきます。
大安(たいあん)
これは大半の人が知っている代表的なものですね。
読み方は「たいあん」と読み六曜の中で一番縁起が良い日とされています。
結婚式や地鎮祭、引っ越しなどお祝い事の日は基本的に大安に行われます。しかしお祝いに使われる反面、葬式や葬儀を大安に行うのはやめましょう。
自分がもし気にしなかったとしても周りから指摘されてしまう事があるので注意しましょう。
葬儀、葬式、お通夜は控えましょう。
その他は何をしても「良い日」とされています。
友引(ともびき)
読み方は「ともびき」と読み、主に二つの意味があります。
「悪いことが友人に及ぶ」という意味と「勝負事では引き分けになる」という意味です。
一つ目の意味から、葬式や葬儀には適していないため最近では友引の日は休業している葬儀場もあります。六曜の中で縁起が良い順番では中間に位置する日ですね。
しかし、午前11時から午後1時の間は吉ではないとされ、行動を控えたほうが良いとされています。
上でも説明した通り、葬式、葬儀、お通夜はやめましょう。
友引は基本的に不幸事は避けたほうがいいのと、行動を控えたほうがいい時間帯に気を付けることですね。
先勝(せんしょう)
読み方は「せんしょう」もしくは「せんかち」「さきかち」などと読みます。
意味は「先んずれば即ち勝」という意味で、何かやりたいことがある場合はすぐに行動したほうが良いとされる日です。
ただ、およそ午後2時から午後4時は凶とされているので、行動を移す場合は午前中からにしましょう。
先勝の日にお通夜をするのはやめましょう。
何故かというとお通夜の次の日は葬儀がありますよね、先勝の次の日は友引で友引の日は葬式、葬儀を避けたほうがいいためです。
その他のことに関しては午前中から行動すれば問題はない日です。
ちなみに結婚式場によっては割引があったり、車の納車も空いていたりと六曜をあまり気にしない方には良いですね。
先負(せんぶ)
読み方は「せんぶ」もしくは「せんぷ」「さきまけ」と読みます。
「先んずれば打ち負ける」
という意味があり、静かにおとなしくしている日とされています。
行動するときは午前は凶とされ、逆に午後から運気が上がってきます、先勝とは逆の意味になりますね。
特に気にしてこれはいけないというものがない日です!
先勝の逆で、午後からの行動が吉とされるので気にされる方は午後から行動に移すようにしましょう。
赤口(しゃっこう)
読み方は「しゃっく」「しゃっこう」などと読みます。(しゃっこうと読まれるケースの方が多い)
赤口は仏滅の次に凶日とされている日です。
加えて赤という漢字から「血」や「怪我」「火事」に気を付けたほうがいいと言われています。
限りなく不吉な日となりますが、もう一つ特徴があり午前11時から午後13時は吉とされています。
それ以外の時間は不吉なので基本的におとなしくしている日になります。
基本的に凶となる日なのでお祝い事は避けたほうがいいでしょう。
引っ越しも「火事」を連想されるので極力NGですね。
仏滅(ぶつめつ)
これは誰もが知っている日ですね。読み方は「ぶつめつ」で、六曜の中でも最も凶日な日です。
お祝い事は控えることと、勝負事も一切しないほうが良いとかなんとか!
基本的に葬儀や葬式はこの日に行われます。
仏滅はもともと「物滅」と呼ばれていてこれは「物が一旦滅び、新たに始まる」という意味でもある。
そんな意味があることから、引っ越しにはもってこいの日になるようですよ!
大半の方が引っ越しは大安の方が良いと考えているので引っ越し業者のスケジュールも空きやすく引っ越しにはオススメです。
お祝い事、結婚式、入籍などは基本的にNGです。
また、中々難しい事ではありますが、仏滅の日に病にかかることは病気が長引くと言われていて良くない事とされています。
吉日の順番は?
六曜についてそれぞれ説明しましたが順番としては、
- 大安
- 先勝
- 友引
- 先負
- 赤口
- 仏滅
良い日の扱いの順番はこんな感じ!
上記の順番で吉日とされてるみたい。
まとめ:六曜を気にするかしないかは自分次第!
六曜にはさまざまな意味合いや語源があります六曜なんですが、
気にするか気にしないかははっきり言って自分次第なんです!
ただ、結婚式や葬式などたくさんの人が参加する事となると自分の考えだけでは押し通せないですし、後々周りからグチグチと言われる可能性もありますよね。
・関係者が少数の友人
・自分一人
の場合はあまり気にしなくて良いです。
それ以外のたくさんの人が関わる場合には六曜それぞれの意味をきちんと把握しておくことでトラブルの防止に繋がり、日取り決めの目安にもなりますので、一般常識として覚えておくべきものになるはずです。
是非、それぞれの意味をしっかり理解して覚えておきましょうね!
六曜についてのお話でした!