こんにちは、ワニカワです。
当記事では上記のような、殴られた時の対処法の疑問をテーマで、僕自身の体験をもとにお伝えしていきます。
この記事の内容
- 飲み屋帰りにヤンキー二人に絡まれた話
- 殴られた時の示談金を受け取る方法
- 絡まれた時に気を付けてほしい事
僕自身の体験からは日が経っていますが、改めて「あのときこうしとけば良かった!」という感じの事がふつふつと沸いてきたので記事にしていきます。
飲み屋帰りにヤンキー二人に絡まれた話
これは友人と飲みに行ったあとの帰りの事です。
四人ぐらいで飲んでいましたが、なかなか飲んで時間も3時を回っていたので帰ることになりました。
方向が違う二人と別れて残った一人と一緒に、迎えが来ている駐車場を探している道中の事。
ほとんど人がいなくなった街中を歩いている時に、ヤンキー二人が登場です。
分かりやすくゴリラとチンパンジーとしましょう。※推定25歳前後
すれ違いざまにチンパンジーが話しかけてきました。
急にデートに誘われました。
唐突すぎて理解に苦しみながら、僕の頭の上にはハテナがたくさん。
「いや、行かないですよ」と、丁重に断りましたが・・妙にしつこい。コイツ大丈夫か?という感じ。
友人もイライラしたのかタバコを吸おうとしましたが、相手に取り上げられへし折られ「おいおいおいおい」と、何かが始まる予感。
これはまずいと感じた僕は立ち去ろうと努力しましたが・・
あまりにもしつこく、流石に僕までイライラしてしまい我慢の限界だったので
という感じでそこから次第にエスカレート。抵抗していたらいつの間にか始まっていました。
丁度四人なので完全にスマブラです、チーム戦。
ただ、大乱闘とは言ってもこちらはほとんど手を出していませんからね。
その後、終始相手を抑え込むような形のもみ合いが20分ほど続き・・・
チンパンの方は大分落ち着いてきまして、もう一人のゴリラがヒートアップしていて止まる気配がありません。
見かねたチンパンが
それを聞いたゴリラは躊躇なくチンパンをぶん殴ります(笑)
結構な勢いだったんで殴られたチンパンは口の中切れてるようでした。
そのおかげで我に返ったご様子のゴリラさんです。
肩を組みながら、
なんて言いながら去っていきました・・良い歳して何やってんだ・・
途中で110番もしてたんでそろそろ来る頃でしたが、自分たちから消えてくれるならいいかという感じで、まだこのゴタゴタが続くのが面倒だったので引き止めはしませんでした。
疲れたので一服して、相手もいないし話すのも面倒なので警察が来る前に僕らは帰ることにしたわけです。
こうしておけば良かったと後悔してる事
後悔ポイント
- もっと早く警察を呼ぶべきだった
- 一度も手を出すべきじゃなかった
- 黙って見逃さなければ良かった
- ラーメン食いに行けばよかった()
その時はもう面倒臭いってのが一番にあったので、見逃しましたが後々になりかなり後悔してます。
しかもこちらは僕の連れが数回殴り返しちゃってるわけで。
揉み合っているところで何もしないのは難しかったようです。
そんな状況だったので一番攻撃を受けていた友人も、まあいいかという感じで半分泣き寝入りです。
ちなみに僕はパンチをもらうことは無かったのでプロボクサーになることにしました。
ケンカは自分たちも相手も殴り合ってしまうと、警察に行っても
「お互い悪いね、反省してこれからは無いようにしよう」
という感じで丸く収まってしまう可能性が高い。
ただ、今回こちらも手を出してるとは言えかなり被害者になれそうな状況ではあったので、丸く収まる可能性があってもとりあえず警察を待てばよかったといまさら後悔しています。
殴られた時の対処法は?慰謝料や示談金について
殴られた時の対処法は二つしかありません。
- その場からすぐに立ち去る
- 警察を呼んでお金を取る
現実的には逃げるのが一番楽だし良いと思います。やっかいごとが嫌いな方向けですね。
が、やられたらやられっぱなしではいられないのでやり返したいと思うのが普通。
ここで言うやり返すというのは暴力じゃなく法律でやり返すってこと。
大人な皆さんは大人の喧嘩をしてやりましょう。
「殴られたら金取ればいいんだよ」
なんてよく言う人がいますが、具体的にどうやって取ればいいのか説明できる人って少ないですよね。
みなさんは殴られた時どうすれば相手からお金を受け取れるか知っていますか?
意外と知らないのではないですか?
知っておくといざという時対処しやすいし、その際の注意点もいくつかあるので覚えておいて損はありません。
お金を受け取る方法とは?
- 殴られたらその場で警察を呼ぶ
- 警察に告訴する方針を伝えて被害届を出す
- 病院に行って診断書を貰う
- 犯罪者になりたくない相手が示談を持ちかけてくる
- 示談金を受け取る
お金を受け取るまでの流れとしてはこんな感じで、一つ一つ簡単に説明していきます。
1.殴られたらその場で警察を呼ぶ
相手が顔見知りや友人で、名前を知っていたりする場合は逃げられることもないので問題ないです。
見ず知らずの相手で後日となると見つからない可能性が高いので、その場ですぐに警察に連絡しましょう。
連絡した後も相手が逃げないように捕まえておくことが大切です。
味方になってくれそうな人がいたら助けてもらいましょう。
2.警察に告訴する方針を伝えて被害届を出す
警察が来たら相手にされたことの説明をし、必ず告訴すると伝えて被害届を出しましょう!
告訴とは、犯罪被害者が警察官や検察官などの捜査機関に対して犯罪事実を申告し、犯罪者の処罰を求める意思表示を言います(刑事訴訟法第230条)。
要は殴られたからこの人を処罰してほしい!っていう意思があるよ!ということ。
被害届というのは、警察にこういう被害を受けたよと知らせるためのものです。
被害届と告訴の違い
- 被害届⇒警察に捜査の義務はない
- 告訴⇒捜査の義務がある
被害届のみ出したところで警察は動いてくれない事がほとんどのようです。
ポイントとしてはしっかりと告訴することを警察に伝えることが大切です。
※本当に裁判をする訳ではありません。このままでは犯罪者になってしまう!という危機意識を相手側に持たせるために行います。
警察は告訴を好んで受けようとしないので、「絶対に告訴してやる!」という強い意志を持っていると分かってもらうように伝えましょう。
ちなみに、告訴はあとで取り下げることができるのでとことん威勢を張ってくださいね。
3.病院に行って診断書を貰う
怪我をしていたら必ず病院へ行きましょう。
病院の診断書がないと治療費が受け取れないので忘れずに。
4.犯罪者になりたくない相手が示談を持ちかけてくる
真っ当な人なら前科が付くのは絶対に避けたいですよね。
犯罪者になりたくない相手は示談を持ち掛けてくるはずです。
「このくらい払うから告訴取り下げてくれませんか?」というのが示談金です。
そうです。これがお金になるということです。
この示談を了承しないで、裁判まで行っても慰謝料は貰えますが少額です。
しかも裁判費用で大きなマイナスになってしまうので、示談は受け入れるのが基本。
自ら「このくらい払えば示談にしてやる」等と高額な示談金を催促するのは恐喝罪にあたり、自分まで罰せられてしまうので気を付けてください。
相手が示談を持ち掛けてくるまで待つしかありません。
- だからこそ告訴するという強い意思表示が必要
相手が示談を持ち掛けてきたら、それに応じて示談金を受け取りましょう。
殴られた時に気を付けてほしい事
こういった揉め事で一番気を付けなければいけないのは下記です。
- 絶対に手を出さない事
- 手を出されたらすぐに110番する
当たり前ですよね。ヒートアップしても絶対にやり返さない事が大切。
冷静に考えられれば手は出しませんが、そういう時は感情も高ぶっていたり抑えが利かない場合もあります。そこはなんとか抑えて冷静さを忘れないようにしましょう。
それに、慣れていないと「おおごとになったら面倒だな」という理由で110番しづらいっていうのもあります。
躊躇せずすぐに警察を呼ぶことをおすすめしますよ。
絡まれた時に冷静さを失わないコツ
ちなみにですがこういう時、僕なりの冷静さを失わないコツがあります。
- 絡まれるのをお金が貰えるチャンスだと思ってしまう
飲みに行けば、酔っ払いに絡まれることもしばしば。
そんな時は殴られたって大金取ってやろうという気持ちでいると、案外気が楽になります。
ある意味不労所得です。
※事の度合いによっては貰えない場合もありますが・・
そう考えるだけで冷静さを保てることもあるので、揉め事に慣れていない人におすすめですね。
まとめ:大人の喧嘩は手を出さないで相手に社会的制裁を与えるのが勝ち
中学生・高校生の喧嘩とは違いますよね。
相手に体でマウントを取るんじゃなくて精神的にマウントを取っていきたいところ。
何にしてもまずは、こちらから手を出さないことが大切になってきますので気を付けてくださいね。
殴られても冷静な対処で大人な対応をすることが「正しい対処法」であり、決して暴力で抑え込むことではないということです。